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水回りのトラブル解決ガイド|水漏れ箇所別の対処法をわかりやすく紹介します。

2024.11.26
コラム

水回りのトラブル、とくに水漏れは、何の前触れもなくある日急に発生します。気づいたときには、辺り一面水浸しになっていた。これでは、とても冷静ではいられないでしょう。

しかし水漏れの被害を最小限に留めるためには、水漏れに気づいたときの初期対応が大切です。

そこで今回は、水回りのトラブルの中から、とくに水漏れへの対処法について解説します。万が一に備えて、知って損のない情報です。

水回りトラブルの応急処置4ステップ!水漏れに気づいたらやるべきこと

水漏れに気付いたら、まずは冷静に、次の4つの応急処置を取りましょう。迅速に対応できるほど、被害を最小限に抑えられます。

  1. 水漏れ箇所の確認
  2. 水栓を閉める
  3. 応急処置
  4. 水回りトラブルの専門家に点検・修理を依頼

水漏れ箇所の確認

水漏れする箇所には、トイレやお風呂場、洗面所など、さまざまな箇所があります。そのうち、どの部分からどの程度水漏れしているのか、確認しましょう。

排水管や水道の蛇口のように、目に見える箇所から水漏れしている場合もあれば、壁の隙間から染み出すように水漏れするケースもあります。

適切に対応するためにも、水漏れ箇所の把握が重要です。

止水

水漏れが発生している箇所を特定したら、その近くにある止水栓を閉めましょう。止水栓よりも手前の部分で水漏れしている場合は、止水栓を閉めると、一旦水漏れが収まります。

しかし止水栓を止めても水漏れがおさまらない場合は、水の元栓を閉めることも検討しなければなりません。

なお止水栓と元栓には、次のような違いがあります。

  • 止水栓:各水回りの近くに設置されている・手やドライバーなどで簡単に操作できる
  • 元栓:住まい全体の水の供給を制御している栓・ハンドルを時計回りに回すと閉まる

ただし、水の元栓を閉めると家中の水回り設備が使えなくなる点に、ご注意ください

応急処置

水漏れしている箇所に、応急処置を施します。耐久性が高いテープがあれば、水漏れ箇所を封鎖するとよいでしょう。

しかしこれは、一時的な処置に過ぎません。水漏れの被害が拡大する前に、速やかに水漏れの修理を手配することが大切です。

水回りトラブルの専門家に点検・修理を依頼

応急処置のあとは、必ず水回りのトラブルの専門家に点検・修理を依頼しましょう。水回りの設備は日常的にメンテナンスできないため、気づかない間に劣化していることが多々あります。

一般的に水回り全体の設備の耐久年数は、10年から20年程度です。使用頻度や使用の条件によっては、より早く劣化するケースも珍しくありません。

人間が定期的に健康診断を受けるように、水回りにも定期点検とメンテナンスが必要です。水漏れトラブルが発生したら、水回りの健康診断のタイミングだと考えて、専門家に点検・修理を依頼しましょう。

小さな水回りトラブルの段階で発見、修理できれば、甚大な被害を未然に回避できます。

水回りトラブルへの応急処置の方法【水漏れ箇所別】

水回りのトラブルへの応急処置の方法は、水漏れしている箇所によって異なります。ここでは、水漏れしやすい箇所ごとに、応急処置の方法を確認していきましょう。

キッチンの水漏れ

キッチンで水漏れが発生した場合は、シンク下の止水栓を閉めましょう。

シンク下の扉を開けると、排水管に止水栓がついているのが見えます。止水栓を右に回して、水を止めましょう。

亀裂や劣化が見られる場合は、その部分に防水テープを貼り付けて一時的に補修してください。さらにシンク下にバケツなどの容器を置いて、古いタオルなどで水分を吸収させると、被害を最小限に抑えられます。

洗面所の水漏れ

洗面所で水漏れしやすいのは、次の4箇所です。

  1. 給水栓
  2. 蛇口本体
  3. 排水トラップ
  4. 排水管

水漏れ箇所を確認したら、洗面台の下の扉を開け、止水栓を右に回して閉めます。さらに水漏れしている箇所に防水テープを巻き付けて、応急処置を施しましょう。

ナットといった部品が緩んでいる場合は、締め直すことで、水漏れが改善することがあります。しかし、パッキンを締めすぎると破損の原因になるため、力加減に注意が必要です。

またパッキンの老朽化であれば、交換することで水漏れに対処できます。ただ、適切なサイズのパッキンが容易に手に入るとは限りません。

このとき水回りトラブルの専門家に依頼すれば、老朽化した部品の交換まで、すぐに対応できます。水回りの知識が乏しく不安がある場合は、誤った対処で被害を拡大させないために、また将来的な水漏れのリスクを未然に回避するためにも、専門家に点検・修理を依頼することが大切です。

風呂場の水漏れ

蛇口のハンドルを閉め、それでも水漏れが止まらない場合は止水栓を閉めます。風呂場で水漏れしやすい箇所と応急処理の方法は、次のとおりです。

  • 蛇口:ナットを締め直す
  • シャワーヘッド:パッキンを交換する
  • 浴槽:ひび割れている箇所を接着剤などで一時的に補修する

これらは、一時的な処置に過ぎません。必ず水回りの専門家に連絡を取り、点検することが大切です。

トイレの水漏れ

ウォシュレットや暖房機能があるトイレの場合は、まず安全のために電源コードを抜き、水に濡れない場所に置いてください。

次に、止水栓を閉めます。

キッチンペーパーや古いタオルなどで水を拭き取ったら、水漏れの修理を依頼しましょう。

洗濯機まわりの水漏れ

洗濯機周りで水漏れが起きる場合、次の可能性が考えられます。

  • 洗濯機内部のつまり(洗剤ケースやゴミ取りフィルターなど)
  • 洗濯機本体の故障
  • 蛇口や排水ホースの劣化や破損

洗剤ケースやゴミ取りフィルターが詰まったことによる水漏れであれば、清掃することで解消できます。

しかし洗濯機本体の故障や蛇口・排水ホースの劣化の場合は、別途対応が必要です。

清掃できる箇所をきれいにしても水漏れが収まらず、何が原因かはっきりしない場合は、一旦水漏れの点検や修理を依頼することをご検討ください。

水回りのトラブルでよくある質問

水回りのトラブルに関して、よくある質問を3つ取り上げて回答します。

水漏れをDIYで修理するときの注意点は?

ご自身で水漏れを修理する際は、次の点にご注意ください。

  • 作業を始める前に止水栓や元栓を閉める
  • 水漏れの箇所と原因を正確に特定する
  • 水量が少ないことを確認する
  • 水漏れの箇所が止水栓の手前であるかチェックする
  • ナットをはじめとする部品の締めすぎに注意する

明らかに水漏れしているが、原因箇所を正確に特定できない、大量に水漏れしている、また水漏れの箇所が止水栓よりも後ろの部分である、といった場合は、すぐに水回りのトラブルの専門家に連絡しましょう。

水回りの機器の交換部品は、ホームセンターなどで購入できます。しかし種類が多く、どれを選べば良いか分かりにくいのがデメリットです。誤った部品を使うと、水漏れが悪化する可能性もあります。

水漏れ修理をDIYでおこなう際は、十分に注意することが欠かせません。少しでも不安がある場合は、専門家に依頼しましょう。

ごく少量の水漏れなら応急処置後に放置しても大丈夫?

少量であっても、水漏れを放置するのは危険です。あまり知られていませんが、水漏れには次のようなリスクが伴います。

  • 水道料金が増加する
  • カビやダニの発生が促進される
  • 建物の劣化が進む
  • 漏電や火災のリスクにつながる
  • 集合住宅や高層の建物の場合、下層階や隣家に被害がおよぶ

水回りのトラブルには、明らかに水漏れしている箇所だけが原因ではない可能性が多々あります。見えないところで静かに水漏れが進み、取り返しがつかないリスクに拡大するリスクは避けなければなりません。

水漏れに気づいたら、まずは水回りのトラブルの専門家に点検・修理を依頼しましょう。

どんな水回りトラブルの専門家に依頼したらよいか迷ってしまう

水回りトラブルの専門家に依頼する際は、次の点をチェックしましょう。

  • 水道局指定工事業者である
  • 修理費用が明確に示されている
  • 実績や資格の有無などが公式サイトで公開されている
  • 緊急時には迅速に対応できる
  • 女性スタッフが対応する業者に依頼する

水回りのトラブルは、発見次第すぐに対処することが大切です。迅速な対応を期待するなら、大手の業者よりも、地域密着型の水回りトラブルの修理業者に依頼するとよいでしょう。

また水回りの工事では作業員が自宅の中に入るため、依頼しにくいと感じることもあるでしょう。そんなとき女性の作業員が対応する業者なら、不安な気持ちに寄り添う、丁寧な対応が期待できます。

工藤水道は、女性スタッフが対応する水回りの修理業者です。女性目線で、細やかかつスピーディーなサービスをご提供しています。

まとめ

不意にやってくる、水回りのトラブル。とくに水漏れは甚大な被害につながるため、慎重かつスピーディーな対応が欠かせません。

まずは、水漏れ箇所を突き止めて止水栓を閉め、応急処置。そして、すぐに修理業者に依頼する流れです。

愛媛の水道トラブルなら、国家資格有り、水道修理歴13年で12,000件以上の対応実績有り、水回りのお困りごとに迅速に対応可能な、工藤水道にぜひご相談ください。